【書評:小説】風の歌を聴け(村上春樹)

2019年9月19日

久し振りに暇過ぎて書評のサイトを立ち上げた。以前も同じ名称で作っていたサイトがあったのだけれども、何だか同じ名前の方が都合が良いし、もう一度やってみようと思う。どうせ僕は暇なのだからこれくらいお茶の子さいさいである。どうか、僕の話に付き合って欲しい。

【書評】風の歌を聴け(村上春樹)

僕が書評を書く上で気を付けたいのは、ただの情報の羅列にしたくないということだ。それだったら便利なまとめサイトが沢山ある。情報が知りたい人はそういうサイトを見た方が早いだろう。僕はそういうことをしたくないから僕目線で僕が考えたこと、思ったことを一方的にこのブログで書き殴っていく。

まず最初に伝えたいことがある。このブログの運営目的は何か?①小遣い稼ぎ②暇潰し③思考の整理以上である。完全に僕の都合で作られているということが伝わっただろうか?どうか、気にしないで欲しい。ネットで何かを作るのは楽しい。手を動かすのは楽しい。読んだ人が楽しい気分になって、僕自身にもプラスになればオールオッケー。スリーストライク、アウト、ゲームセットである。

小遣い稼ぎ

言わずもがな多くのブログやサイトは様々な工夫を凝らしてあなたに物を売ろうとしている。当たり前だのクラッカーである。慈善活動でブログを作っている人はなかなかいない。いたとしても、せいぜい暇潰しでやっているだろう。楽しいから文章を書いているのである。詳しくは、僕の姉妹サイトのこの記事を読んで欲しい。(宣伝)

ちなみにブログを作っても余程読まれたり何かが売れなければ儲からない。書籍のアフィリエイトなんて微々たるものである。でも、気になったら気が向いたら買ってみて欲しい。僕が実際に読んでみて良かったものしか伝えるつもりはない。

暇潰し

僕の本職は何か?曖昧である。実家の不動産業を手伝いながら、請負仕事のWEBライターをしている人間なのだけれども、正直そこまで忙しくない。ただ、忙しくないからと言ってお金が無限にあるわけでも無いので、好き勝手に振る舞うことはできない。よって、お金がかからない楽しいことや、お金が増えることをしなければならない。

ブログと暇潰しはすごく相性が良い。やってみればわかると思う。もし、気になる方がいたらいきなりWordpressでサイトを立ち上げなくても良いから、はてなブログの無料サービスでも利用してみよう。何かしらの発見があるかもしれない。

思考の整理

これがこのブログ「文者の庵(もんじゃのいおり)」の最大の目的である。普段自分が何を考えているか?何に悩んでいるかを書き留めたいと思っている。更にTwitterとかとも連動して色々な本読みとコミュニケーションが取れたら幸いだ。本を読む人はどうやら少ないらしい。作家の森博嗣先生の話によると小説は全人口の1%くらいの人がおこなう趣味らしい。やれやれである。だから、本読みとつながれると話が合うので嬉しい気持ちになれる。ぜひ、本の話をしよう。

村上春樹のデビュー作、青春群像劇である

風の歌を聴けは村上春樹のデビュー作であり、一種の青春群像劇である。だからといって、キラキラしている作品ではない。どちらかというと意味の分からないテンポで話が進んでいく。細かい話をするとネタバレになってしまうから内容はあまり言えないのだけれども、その独特の空気感がカッコいい作品と言えるだろうか。

酒に酔っ払った主人公の「僕」と友人の「鼠」が車の事故を起こしても怪我一つせずに、ラッキーだ怪我をしていない「ビールを飲もう」という意味の分からない描写、行きつけのジェイズ・バーでピーナッツの殻が床一杯に敷き詰められているという描写。何だか、これだけ書いただけでも意味の分からない小説であるということしか伝わらないかもしれない。

ただ、僕たちの若い頃を振り返って欲しい。少年時代、意味を求めて何かをしていただろうか?意味も無く騒いだり、意味の無いことを面白がっていた。ユーモアあふれた少年時代を過ごしたけれども、年々落ち着いてしまったという方も多いに違いない。そういう方に童心を取り戻すために是非読んでいただきたい。まさに、青春プレイバックである。

僕は青春に飢えていた

この本を初めて読んだのは高校生の時。僕は青春に飢えていた。そう、青春野郎だったのである。丁度、その時にこういった青春偶像劇に出会ってしまった。内容はよくわからない。まさに内容が無いようと言わんばかりに意味の分からないことが起こる。作者の村上氏はアメリカの文学に傾倒していた方らしいがその影響もあるだろうか?この小説を読んで学んだことはいくつかある。①BARはカッコいい、②BARに通いたくなる、③ビールとウイスキーを飲め。以上である。

村上春樹小説のBARはカッコいい

BARはカッコいい。ジェイズ・バーというBARが作中にも登場するが、そういった溜まり場というか行きつけの場所のようなものに僕は憧れていた。そこに行けば誰かがいる。家でも無い職場でも無い、まさにサードプレイス。そのようなコミュニティはどうやら地域コミュニティとしても有意義らしいので、ぜひ仲間を作りに皆さんもBARに行って頂きたい。

村上春樹小説を読むとBARに通いたくなる

二十代の終わり頃だろうか気が付いたら、僕はBARの住人になっていた。BARはとても素晴らしい。変な出会いが沢山ある。ピーナッツの殻はさすがに床に敷き詰めないけれども、なぜかBARで出会った人と村上春樹の小説でBARに憧れたという話をしたことがある。「ジェイズ・バー」のようなBARに通いたかったと語ったものである。

村上春樹小説を読むとビールとウイスキーが好きになる

これは鉄板ネタである。村上春樹小説を読んでBARに通うようになった、ビールとウイスキーにハマったという方は意外にもいる。その他にもサンドイッチなどが美味そうに描かれているので、サンドイッチにハマったという人もいる。恐ろしい作品の影響力である。

まとめ

何もまとめる気は無いのだけれども、とにかくワイルドな小説なので一度ご覧いただきたい。この小説を読んであなた自身のジェイズ・バー、溜まりBARを手に入れるのだ。最後に僕の好きなお酒についての情報をお伝えしたいと思う。最近のブームは生ビールか瓶ビール(コロナ)を飲んでから、バーボン・ソーダを飲む。そして、ちょっと贅沢気分を味わうためにマッカラン12年をシングル・ロックで飲むという謎のルーティーンがある。一度試して頂きたい。おしまい。